麻の実

●英名:Hemp(ヘンプ),Hemp plant(ヘンプ・プラント)
●和名:ヘンプ、あけの木
●学名:Cannabis sativa L.(カンナビス・サティバ・エル)
●科名:クワ科 一年草
●原産地:中央アジア
●主な産地:ロシア、中国、日本、チリ、ペルーなど

 麻は主に繊維を採るために栽培される。実(種子)も食べることができるが、麻の雌花や若葉には少量の麻酔性物質(テトラ・ハイドロ・カナビノール)が含まれるため、日本では麻を栽培することは厳しく規制されている。食用の麻の実はほとんどが外国からの輸入である。

 学名の Cannabis はギリシア語で「管」を意味する古語 Canna から来たもので、麻の茎が管状になっていることに由来している。sativa は「有用な」という意味。

麻の実の利用法

 麻の実は粒をそのまま噛むと独特の香りがあり、七味唐辛子によく使われる。軽く焼くとより香ばしくなる。ただし加熱し過ぎると黒く変色して苦くなる。
 麻の実には脂肪分が多く含まれ、全体の25%にもなる。これを搾り食用油の原料としても利用される。
 麻の実は食用以外でも美肌効果があるとして石鹸の原料に利用されたり、灯油・ペンキ・ワニス(木工家具などの透明仕上塗料)としても利用されている。